2018年9月18日火曜日

秋なのに

猛烈な夏の暑さが収まったかと思ったら、「記録的な集中豪雨」やら「猛烈な台風」やらが各地を襲い、北海道では地震で大変なことになっている。東京にいてもゲリラ豪雨に見舞われる。
ようやく、出歩きたくなる時候なのに、なんとなく億劫になってしまうのも、こんな天候のせいだろう・・・ということにしてしまっておこう。
先日、ようやく近所の公園に行ったが、あまり鳥にも会えず。きちんとフィールドを歩いていないから当たり前といえば当たり前。それでも、いつもの鳥たちの様子を見られただけで、ちょっとうれしい。
写真はアオサギ、カルガモ、カワセミ(遠い)のみ。
アオサギ Grey heron
アオサギ Grey heron

カルガモ Eastern spot-billed duck

カワセミ Common Kingfisher

2018年8月16日木曜日

ネムの花とオオミズアオ

あまりの暑さに、その辺に出かける意欲もなく、のんべんだらりと夏の日々を送っている。とはいえ、歩いていると色々なものを見る。
暑さのせいで体調が狂ったか、梅雨時に花を咲かせたネムが、残暑に入ってから、もう一度花をつけた。しおらしい美女も我慢できず股ぐらうちわでもしたい気分という風情。
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近所の公園はセミの大合奏でうるさいくらいだが、本来関東にはいなかったクマゼミが、今年は特に多いようだ。特に朝はワシワシと大きな音があたりを圧倒している。枝の高いところにいるのでスマホでは撮りきれず、肉眼では確認しているが、まだ写真を撮っていない。
その代わりというわけではないが、蝉時雨の中、オオミズアオがひっそりと羽を広げていた。羽化してまだあまり経っていないらしく、羽は開き切っていない。暗くなる頃にはすっきりと目立つ姿になっているだろう。
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2018年6月4日月曜日

子育ての季節

4月以来の更新になる。
近所以外は鳥見にも出かけていないのだが、鳥たちも子育てで忙しい。
巣の中で餌をねだっているのもいれば、巣立ちはしても自力では餌が取れず、親の跡を追いかけてはピーピー鳴くやつ。
可愛いと思うが、いつの世も親は大変だ。
それでも、繁殖期ごとに子を生み、文句も言わずに(こっちが理解できないだけで文句タラタラなのかもしれないが)育てる。定められた本能とはいえ偉いなと思う。
アオサギ、ハシブトガラス、ビワにオナガ、シジュウカラ。
アオサギ Grey heron
アオサギ Grey heron

ハシブトガラス Jungle Crow

オナガ Azure-winged Magpie

シジュウカラ Eastern Great Tit
シジュウカラ Eastern Great Tit

2018年4月11日水曜日

春なのにアカハラ、シロハラ

あれやこれや、慌ただしくしているうちに3月は鳥見にもほとんど行けず、4月もまもなく半ばだ。
桜も八重桜を残して葉桜になってしまったが、この時期になって、近くの公園でアカハラ、シロハラに出会った。今シーズンはほとんど見なくて、このまま終わりかなと思っていたら、最後に思わぬご褒美をもらった気分。
アカハラ Brown-headed thrush
シロハラ Pale Thrush

写真には撮れなくても、ツバメがツイーッと辺りを飛んでいるし、ウグイスの下手なケキョケキョも聴こえる。シジュウカラのツツピー、メジロの「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」はもちろん盛大にやっている。
悪声が玉にキズのオナガでさえ、妙に優しくココココと啼いているから不思議。
オナガ Azure-winged Magpie

スズメが、「オレって、ドーよ!」とばかりにドヤ顔でポーズを決めていると、やっぱり春だよね〜という気分になる。
スズメ Tree Sparrow

2018年2月14日水曜日

冬枯れの葦原だけど・・・

休みをもらったので、今年に入って初めて、荒川べりを歩いた。
この季節の荒川べりは、枯れた葦やセイタカアワダチソウ、クズといった殺風景な風景が広がるが、葦原やその周りはなかなか賑やかだ。
冬場の葦原の代表はオオジュリン。
オオジュリン Reed bunting
オオジュリン Reed bunting
オオジュリン Reed bunting

オオジュリンかと思って見ていると、シジュウカラやスズメ、メジロまで枯れた葦の間に来ている。
シジュウカラ Eastern Great Tit
スズメ Tree Sparrow
メジロ Japanese White-eye

歩いている人の気配で、藪から飛び出して来たのは、ホオジロ、アオジ、セッカ。
ホオジロ Meadow Bunting[
アオジ Black-faced bunting
セッカ Zitting Cisticola

そして、冬の人気者ジョウビタキ。(なぜか今日は♀ばかり)
ジョウビタキ Daurian redstart
ジョウビタキ Daurian redstart
ジョウビタキ Daurian redstart

そして、モズ、ツグミ、トビ、コゲラ、ムクドリ、ハクセキレイ。 
モズ Bull-headed shrike
ツグミ Dusky thrush
トビ Black Kite
コゲラ Japanese Pygmy Woodpecker
ムクドリ White-cheeked Starling
ハクセキレイ White Wagtail

水面や水辺はパッとせず、スズガモの小さな群れと、オオバンくらいのもの。それでも、十分楽しませてもらったバレンタインデー。
スズガモ Diving duck
オオバン Common coot

2018年1月24日水曜日

年の初めはカワセミ

年が明けてもうすぐ1月も終わろうかという頃になって、ようやく今年初めての鳥見。正月早々インフルエンザで寝込む羽目になったり、雪が降ったり、あれやこれやで出そびれていたが、エイッと近所の公園まで。
去年はたくさん見かけたアトリは今年はさっぱり。ツグミ(チラと見かけたが)、シロハラ、アカハラ、シメなど、冬のおなじみさんもいないし、カモ類も例年になく少ないようだ。カイツブリやバンも見ず。ほとんど毎年この場所で見ているジョウビタキ、ルリビタキなどにも会えず・・・
まあ、ちょっと思い立って午後から来たくらいじゃ、なかなか会わせてもらえないよね〜と、帰りかけたらカワセミさんがすぐ近くに来て遊んでくれた。
カワセミ Common Kingfisher
カワセミ Common Kingfisher
カワセミ Common Kingfisher
カワセミ Common Kingfisher

どうやらまだ若そうなお嬢さんカワセミ。いい年初めになりました。ありがとうございます!
他に、キンクロハジロ、ホシハジロ、ヒドリガモ、オナガガモ、ユリカモメ、シジュウカラ、メジロといったところ。
ホシハジロ/キンクロハジロ Common pochard/Tufted duck
ヒドリガモ Eurasian Wigeon
ユリカモメ Black-headed Gull
オナガガモ Northern Pintail
シジュウカラ Eastern Great Tit
メジロ Japanese White-eye