2014年8月30日土曜日

夏の終わり

8月ももう終わる。 
猛烈な残暑の後は梅雨のようなはっきりとしない天気。
鳥を見に行く気力もなく近所の公園をぶらぶらした。
相変わらず蝉はやかましく啼いている。アブラゼミにミンミンゼミ。



鳴き声は聴くのだがなかなか姿を見られなかったクマゼミが死んで落ちていた。


以前は東京にはいなかったクマゼミだが、ここではすっかり定着したようだ。
これも関東ではほとんど見ないと言われていたジャコウアゲハも当たり前の蝶になってきた。
ツマグロヒョウモンもそのお仲間だろう。
ジワリジワリと地球温暖化の影響が出ているのだろうか。



秋の花やカクレミノ、ヤブガラシといった地味な花を求めて蝶たちは忙しい。
アオスジアゲハ、ナミアゲハ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ・・・





イチモンジセセリやホシホウジャクといった地味な蝶もなかなかいい。



それを狙うカマキリも。


グリーンカーテンのニガウリの実がすっかり熟してハゼていた。ヤマナシがたわわに実り、ヤマボウシの紅い実、コナラにはもう青い実がついていて・・・
季節が確実に秋に向かって回っている。





2014年8月18日月曜日

真夏のカルガモ子育て

気がつけば、なんと6月7月と何も書かないまま来ていた。
久しぶりに他に予定のない休みになったので、ゴロゴロして高校野球をテレビ観戦する誘惑を振り切って、北の丸公園に出かけてみた。
武道館で剣道の大会があるらしく、中高生らしい剣士たちが集まっていたが、それを横目に木立の中に入る。
森の中は周囲とは別世界といっていい涼しさ。蝉時雨の中を歩いて、やっぱり思い切って来てよかった!
鳥見としては、やたら多いハシブトガラスに、シジュウカラ、スズメ、ヤマガラといったおなじみさんばかり。
それでもおなじみさんに会えるというのは、ありがたいことだ。






こんな暑い時は会えないだろうなと期待していなかったカイツブリもちゃんといてくれた。



鳥ではないが、蝉に蝶、そろそろ秋を思わせる草花。仕事だ用事だとくすぶっていると季節も分からなくなるから、やはり外に出なくては・・・








帰りがけにいつもの散歩道をのぞいてみたら、カルガモが小さなヒナたちを引き連れて子育て真っ最中。
2度目の子育てなのか、それとも最初のヒナたちが育たなかったのか・・・暑い中大変そうだが、可愛い!
数えたら7羽いたヒナ。無事に育ちますように・・・