2014年12月24日水曜日

穏やかな冬の日

本当に久しぶりに鳥見に出た。
家を出て早々、すぐ前の駐車場でイソヒヨドリに遭遇、


幸先がいいなと思ったが、荒川べりに行ってからは散々。
この時期の芦原の王者・オオジュリンも奥まったところから出て来ない、


期待していたジョウビタキにはまったく会わず。
キンクロハジロ、ハクセキレイ、マガモがゆったり眠っていたり、オオバンの家族が陸でお食事中だったり・・・





モズも川べりだと少し雰囲気が違い、普段見向きもしないカワウもこの季節はなかなか奇麗だ。



ひょっとすると、今日の荒川べりの最大の収穫はハジロカイツブリ。
遠くてはっきりしないが、紅い目は確かに・・・


帰りの途中で寄った公園でもやはりジョウビタキには会わず。
そのかわりなのか、シロハラ、ツグミ、久しぶりのカワセミと充実していた。




いつでも会えるスズメも冬の柔らかい日差の中にいると愛おしい。


植え込みの中で早くも水仙が咲いていた。
寒い寒いと言っているうちに、もう春が近づいているんだな〜

2014年11月23日日曜日

王様のお成り

嬉しいことや悲しいことや、あれこれあった11月ももうすぐ終わりそうだ。
まともに鳥見にも出かけていないのだが、最近の写真から・・・




カモ類も段々増えて来たが、やはり以前より少ないような気がする。
キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモ、ヒドリガモ。
写真はまだ撮れていないがコガモ、マガモは見ている。
あとはいつものおなじみさんたち。






近所の公園で散歩をした帰り、向こうから何かノッシノッシと歩いてくる。
陸ガメ。よく見ると頭に王冠を載せていらっしゃる。
これはきっと亀の王様に違いない。というわけで拝写。


近所の公園には子豚も散歩に来るし、タヌキを連れた人もいる。
王様の次は何に会えるだろうか?


2014年10月25日土曜日

モズが啼いている

鳥見もなかなかできないうちに季節は秋から冬に向かっている。
本当に久しぶりに荒川べりを歩いた。
天気の良い河川敷は人もたくさん出ていて鳥に見には向かない状況。
早々とやってきているカモ類も葦に隠れてあまり見えないし、
一瞬姿を見せてくれたジョウビタキ♀にも嫌われ、今日はさんざんだなと思っていたら、
すぐ近くでモズが鋭く啼いた。




もうすぐそこまで冬が来ているんだと実感する。
あとは最近の写真から・・・
ハクセキレイとオナガガモ、そして晩秋の花や木の実・・・














空を見上げるとトンビかノスリか・・・ゆったりと輪を描きながら遠ざかっていった。

2014年8月30日土曜日

夏の終わり

8月ももう終わる。 
猛烈な残暑の後は梅雨のようなはっきりとしない天気。
鳥を見に行く気力もなく近所の公園をぶらぶらした。
相変わらず蝉はやかましく啼いている。アブラゼミにミンミンゼミ。



鳴き声は聴くのだがなかなか姿を見られなかったクマゼミが死んで落ちていた。


以前は東京にはいなかったクマゼミだが、ここではすっかり定着したようだ。
これも関東ではほとんど見ないと言われていたジャコウアゲハも当たり前の蝶になってきた。
ツマグロヒョウモンもそのお仲間だろう。
ジワリジワリと地球温暖化の影響が出ているのだろうか。



秋の花やカクレミノ、ヤブガラシといった地味な花を求めて蝶たちは忙しい。
アオスジアゲハ、ナミアゲハ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ・・・





イチモンジセセリやホシホウジャクといった地味な蝶もなかなかいい。



それを狙うカマキリも。


グリーンカーテンのニガウリの実がすっかり熟してハゼていた。ヤマナシがたわわに実り、ヤマボウシの紅い実、コナラにはもう青い実がついていて・・・
季節が確実に秋に向かって回っている。





2014年8月18日月曜日

真夏のカルガモ子育て

気がつけば、なんと6月7月と何も書かないまま来ていた。
久しぶりに他に予定のない休みになったので、ゴロゴロして高校野球をテレビ観戦する誘惑を振り切って、北の丸公園に出かけてみた。
武道館で剣道の大会があるらしく、中高生らしい剣士たちが集まっていたが、それを横目に木立の中に入る。
森の中は周囲とは別世界といっていい涼しさ。蝉時雨の中を歩いて、やっぱり思い切って来てよかった!
鳥見としては、やたら多いハシブトガラスに、シジュウカラ、スズメ、ヤマガラといったおなじみさんばかり。
それでもおなじみさんに会えるというのは、ありがたいことだ。






こんな暑い時は会えないだろうなと期待していなかったカイツブリもちゃんといてくれた。



鳥ではないが、蝉に蝶、そろそろ秋を思わせる草花。仕事だ用事だとくすぶっていると季節も分からなくなるから、やはり外に出なくては・・・








帰りがけにいつもの散歩道をのぞいてみたら、カルガモが小さなヒナたちを引き連れて子育て真っ最中。
2度目の子育てなのか、それとも最初のヒナたちが育たなかったのか・・・暑い中大変そうだが、可愛い!
数えたら7羽いたヒナ。無事に育ちますように・・・




2014年5月20日火曜日

久しぶりの葛西臨海公園

いつでも行けるつもりでなかなか足が向かなかった葛西臨海公園を久しぶりに訪ねた。
荒川べりでも今年はコアジサシが少ないと感じていたが、西渚は営巣なし。東渚ではしているのだろうが・・・
これはたぶんアジサシ。


こっちは間違いないくコアジサシ。





シギ、チドリは多いということだったが、この日は残念ながらキアシシギ、チュウシャクシギ、コチドリだけ。






花の終わった菜の花の実をカワラヒワがついばみに来ていた。



パッとしない鳥見だったが、久しぶりにカイツブリも見られた。今度はゆっくり時間をとって行ってみよう。

2014年5月17日土曜日

オオヨシキリとセッカ

お天気がいいので自転車で荒川べりへ。
川岸の葦原のあちこちからギョギョシ、ギョギョシとオオヨシキリの啼く声が聞こえる。
まだ葦が伸びきらなくて木の上で啼いているのも多いが、これから梅雨明けまで楽しませてくれるだろう。




河川敷の方ではセッカもヒッヒッヒ、チャッチャッチャと、せっかちそうに飛んだり降りたりしている。
個人的には大好きな鳥。荒川べりももう夏だなと思う。




土曜日の河川敷は自転車やランニングの人も多いが今日は陽炎の中のように見える。
ヤブにはスイカズラの花が甘い匂いを出して花盛りだ。


2014年5月10日土曜日

春から初夏へ

あまり出歩かない日が続いているが季節はもう若葉から汗ばむような日が多くなってきた。
鳥見の成果はあまりないが、鳥たちも子育てに大忙しのようだ。
いつもの散歩道の通称「鳥の島」ではアオサギのヒナがかなり大きく育っていた。
ひょっとするともう巣だっているかもしれない。


鳥の島では他に若いホシゴイ、コサギ。



実の熟していないサクランボにオナガが集まっていた。
たぶん紅く熟す前になくなってしまうだろう。




シジュウカラは幼い若鳥を連れて柳の枝でえさ取り。



のんびりしていたのはオオバン。スズメも忙しそうだ。



花も次々に咲いていく。
アオキの地味な花はそろそろおしまい。地上にはハルジオンやヒナゲシ。




ヒメシャガ、シランも咲き始めた。



トチノキ、スダジイ、ヤマボウシ、エゴノキ、トベラ、ハコネウツギ。







花にはアオスジアゲハ。トンボも出て来た。



昨日、ひとしきり雷雨が暴れた後、大きな虹がかかっていた。

2014年4月22日火曜日

もう若葉の季節だ

桜だけでなく色々な花が咲いたと思っているうちにもう若葉の季節。
花の写真も鳥の写真も撮るヒマがないまま過ぎてしまった。
久しぶりに近所の公園まで出かけたのだが、途中から雨が降り出して早々に退散。
それでもフジにカリン、そろそろ終わりのハナミズキ。




歩いているとあちこちからシジュウカラのツツピー、ツツピーという囀り。
鳥たちは繁殖やら子育てやら雨模様の中でも忙しそうだ。




林の間をチョコマカと飛んでいるのがいると思ったら、ウグイス。
仕事でたまに行く多摩では、オオルリの大きな囀りの間に、まだ拙い啼き方ながらホー、ホケホケ・・・と啼いているのだが、今年はまだこの辺りでは聴かない。


2014年3月15日土曜日

春よ来い!

暦の上ではとっくに春なのに、風が冷たい。
というわけでもないのだが、近くの公園で久しぶりの鳥見。
気がつくとサンシュユも咲いて、ジンチョウゲが匂う。


鳥見としてはパッとしない午後だったが、スズメやムクドリ、ヒヨドリ、オナガといった連中も見ていると。なかなか味がある。





写真を撮っていると、すぐ近くまでアオジが餌をついばみながら寄って来た。


水際の土手にはタネヅケバナ。もうすぐ春本番・・・早くくるといいな〜




2014年2月22日土曜日

春めいて来ました

2月に入ってから、東京でも記録的な雪が2回も降ったり。
なかなか鳥を見に出かけることもなかったが、穏やかに晴れた天気に誘われていつもの散歩道を歩いた。
カメラを持っていない時に何度かジョウビタキを見ていたので、ちょっと期待していたのだが、これは空振り。
それでも、モズ、カワセミ、ツグミと出てきてくれて、十分楽しめた。






寒い寒いと言っていたが、いつの間にか柳の枝が微かに煙り、水路の水も温んできたように見える。



アオサギはもう巣作りを初めているし、おなじみさんの鳥たちも日差を楽しんでいるようだ。





気の早い桜が何本か咲き始めていて、ヒヨドリやメジロが花に集まる。




薮の中からドスの利いた地鳴きがするのでのぞいてみると、ウグイス。もうすぐ春の囀りも聞かれるだろうか。

2014年1月30日木曜日

やっとシロハラに会えた

今年ももう一月が終わろうとしている。
先日荒川べりを歩いたとき、お会いした人も「今年は鳥が少ない」と嘆いていた。
例年ならちょっと歩くと必ず見ていたシロハラやアカハラがさっぱりだったし、シメやジョウビタキ、ウソにも会わない。
……とぼやいていたら、先日ようやく近所の公園でシロハラに会えた!


思えば叶うというところか。
一度会えるようになると、出かける度に見るようになる。


最近の収穫は、コゲラ。いつも見られる鳥だが、後ろ向きながら鮮やかな紅が見られたから……



シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ……おなじみさんとはいえ、やはり可愛い。







寒い寒いと言っているうちに、ナンテン、アオキの紅い実にまじり、水仙や福寿草も咲き始めていた。ロウバイ、シナマンサクに梅……。春はすぐそこまで来ている。







2014年1月18日土曜日

穏やかな冬の日

気がつけばすでに新しい年だった。
鳥見に行っていないわけでもないのだが、この冬は成果がさっぱりということもあって、どうも意欲がわかない。
久しぶりに何も予定のない休日、荒川べりを歩いた。
まず出会ったのがイソヒヨドリ。
ちょっと遠いが残土置き場の杭の上にチョンと留まっていた。


冬場の芦原の主役はオオジュリン。なかなか撮りやすいところに出てきてくれないが、アシの茎を噛む音が歩いていても聞こえてくる。



いつもは必ず出会うジョウビタキにも会わなかったが、モズだけはちゃんと出てきてくれた。


パッとしない鳥見だったが、ありふれた鳥たちも厳寒一休みのような日を楽しんでいるようだった。
写真に撮れなかったが、アオジ、ウグイス、セッカなども。